任意売却事例
離婚した夫が住宅ローンを滞納したケース
元夫名義の住宅に、二人の娘と3人暮らしていました。住宅ローンは元夫が養育費代わりに払う約束でしたが、ある日裁判所から「担保不動産競売開始決定通知」という書類が届きました。あわてて元夫に連絡をとりましたが、収入が激減し支払いができなくなったとのこと。
元夫に会うのは気が進みませんでしたが、担当の方に連絡を取ってもらい、競売前の任意売却に同意してもらいました。
幸い、購入希望者がすぐに見つかり、近くの賃貸物件を紹介してもらい転居しました。子供が転校せずに済み、近所にも知られず最悪の事態は免れたと思っています。
最近は債権者から競売の申立てがなされれば、早ければ4、5ヶ月で競売となります。早めに買手が見つかってよかったと思います。また当社で買取る場合もありますので、早めに相談してみて下さい。
連帯債務負っていた父の借金を相続したケース
住宅ローンの組む際の条件が、元夫以外の安定収入がある私の父との共同借り入れでした。名義は元夫と父との共同名義。
夫とは離婚しその家を子供を連れて出て、夫だけが残りました。それから数年した頃に父が亡くなり、しばらくした頃でした。父宛に住宅ローンの督促が来るようになりました。元夫に電話しても支払うから心配いらないということでしたが、支払いは厳しかったようでした。
任意売却の相談をし、司法書士の先生とできないと思っていた相続の放棄の手続きから売却まで難しい相談でしたが、適切なアドバイスをいただきなんとか売却をすることができました。
相続の放棄は任意売却後、残債があった場合に元奥さんやそのご兄弟、お母さんに借金の支払い義務が生じるのを防ぐための予防的措置です。相続の放棄は通常相続の発生を知ってから3ヶ月が期限ですが、例外もあります。司法書士と連携しながら問題を解決できたケースです。
うつ病で就職ができず住宅ローンが滞ったケース
うつ病で就職ができず住宅ローンの滞納が続き、競売の申し立てがなされました。不安で不安で夜も眠れず、意を決して相談をしました。あとはクレアテさんがサービサーと話をしてくれ、買主を探してくれ、引越しの手配や次のアパートを探してくれ、なんとか新しい生活を始めることができました。
借金で頭がいっぱいになり、うつ病になる方は多くいらっしゃいます。このケースは生活保護の申請もし、散らかった家の片付けもしたりと時間とお金のかかったケースでしたが、なんとかご相談者が新しい場所で生活をリスタートすることができたことをうれしく思っています。
旦那さんが病気で働けなくなったケース
ある日夫が脳卒中で倒れ、後遺症が残りそのまま働けなくなりました。金融機関から任意売却を勧められ、クレアテさんに相談したところ、任意売却でも息子の名義で買い戻しができることなども提案されましたが、息子の将来を考え、通常に売却することにしました。
築年数が古い物件してたので、なかなか買主さんは現れませんでしたが、最終的にはクレアテさんが懇意にしている不動産業者に買い取ってもらうことになりました。
引越しも息子二人と私達が住む3つの賃貸物件を探すのに苦労しましたが、その期間の猶予ももらいなんとか無事に新しい生活をスタートできました。
住宅ローンが払えなくなる理由は様々で、それが病気で収入がなくなるというのもよくあるケースです。突然見舞われた不幸でも、金融機関は待ってはくれません。
私達にもできることに限界はありますが、いつも身近にいて相談や専門的なアドバイスはできます。安心してお任せいただければ幸いです。
退職によりボーナス返済ができなくなったケース
上場企業に務めていたこともあり、家を買うときはボーナスも見込んで目いっぱいのローンを組みました。
45歳を過ぎた頃、会社の業績が悪化し希望退職を募ったのをいい機会に退職をしました。今から思えば、退職金を住宅ローンの返済に充てればよかったのですが、事業を始めたかった私は退職金を事業につぎ込みました。しかし事業はうまく行かず失敗に終わりました。
そこで新しい会社に就職をしましたが、給料はそれほど高くもなく、ボーナス返済が払えなくなり、その後すぐに他の支払いにも窮するようになり、クレアテさんに相談しました。
給料のいい会社にお勤めされている方や世帯年収が高い方は高額な家を目いっぱいの住宅ローンで買われるケースをたまに目にしますが、あまりお勧めはできません。できればボーナス払いはせず、毎月均等に払える金額で住宅ローンを組むことをお勧めします。
借金の問題。それは深刻な問題です。できれば避けて通りたいという気持ちも十分に理解できます。しかし現実を直視しなければ、状況は確実に悪化していくのがこの問題です。将来のあなたのために、今できることを一緒に考えてみませんか?私たちはそんなあなたのパートナーです。