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石川門が宙に浮いた!?(平成24年9月7日)

石川門修復工事19月に入ったが、日中の日差しは相変わらず、真夏のそれを思わすものもがある。しかしこの頃になると朝夕の風にはめっきり涼しさを感じることが多くなった。そんな初秋の頃、何やら金沢城の石川門を現在修理しているとの新聞報道を見て、めったに見れない光景を見るため、金沢城公園まで足を伸ばしてみました。

行ってみると、門は見事にジャッキアップされ、宙に浮いた状態になっていた。古民家あたりの再生時に、基礎がなく土台ごと家をジャッキアップして、基礎を作ってからまたその上に乗っけるという現場は何度か見たことはあるが、これもまた同じ手法で持ち上げられていた。
石川門修復工事2これからの作業としては、腐食した柱の下部を切り落とし、継いで元の束石の上に乗っけるのだろうが、いつもこの光景を見るたびに想像する。門が浮いてる今、強い地震がきたらきっと国指定重要文化財である石川門は大きく揺れて、ひょっとしてバタンと横倒しになり、崩壊してしまうのではないかと考える。しかしながら実際はそのくらいのことは想定し、作業を行なっているのだろうとは思うが・・。
とまあ話は余談になりましたが、この光景。観光客の皆さんにはいささか残念な光景なのかも知れないが、いつも見ている我々金沢市民には珍しく、きっと生きてる間にはもう二度と見ることのできない貴重な光景なのでありました。