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近江町市場でルビーロマンを食す。(H23年8月27日)

近江町いちばん館「ルビーロマン試食会」行列久しぶりに夏の暑さが戻った8月27日の土曜日、近江町市場のいちばん館前広場で行なわれた、石川県が誇る大粒ぶどう「ルビーロマン」の試食会に行ってきた。
久しぶりの近江町である。近江町と言えば、思い出すのは香林坊の再開発が行なわれた頃のことである。香林坊に109ができ、アトリオができと金沢都心の二大商圏の一つ、香林坊・片町地区の鼻息の荒かった時分、一方の武蔵界隈は青色吐息の状態で、その原因が武蔵には近江町という厄介者があるから若者が集まらないとまで言われたことがあったことを思い出す。時代は変われば、変わるものである。あれから25年、いちばん館という新しい顔を持った近江町市場は武蔵地区の新しい魅力の一つとして、この地区に定着したように思われる。
これが「ルビーロマン」私が昔、大手町の事務所に通っていた頃、大手町とバス停のあった丸年前の間を行き来するのに、近江町市場を通り抜けしたものでした。ビジネスバックを提げ、市場の匂いを嗅ぎながら、喧騒の中歩いた日々を思い出す。
久し振りに歩いた近江町はより一段と活気に溢れ、夏の金沢名物であるドジョウの蒲焼の甘いタレの匂いが、食欲を刺激してくる。市場内にある飲食店には昼時だからであろう、Yシャツ姿のサラリーマンが買い物客や観光客の中にあっても目立つ。これが今の近江町のひとコマなのだ。
市場への入り口は全部で7つあり、実はその入り口を線で結ぶと「女」という文字になるという。しかしなぜそうなるかは不明である。またその名前の由来は近江商人が作った市場であることに由来しているということだ。
近江町市場内話をルビーロマンの試食会に戻すが、到着時すでに100メートルほどの行列ができ上がっていた。大変な盛況ぶりである。なにせ一粒500~800円の値が付くぶどうである。なかなか食べる機会はないのだから、この行列の意味も分からなくもない。
食べた感想は一粒がまさに一個の果実である。食べ応えがあり、上品な甘味である。例えるなら、ゼリーでもほうばっているかのような味わいである。さてさて次はいつ口にすることができるやら・・。