【金澤町家について】

町屋イメージ1金沢は、城下町としての歩みを続ける中で、幸いにも大きな震災や戦火に遭うことがなかったために、藩政期以来のたたずまいを今でも残しています。特に、戦前までに建てられた伝統的な建築物である町家は、金沢らしい城下町としての歴史を感じさせてくれるとともに、街のにぎわいや金沢らしい魅力を醸し出す大切な景観要素ともなっています。
しかし残念ながら、その町家も空家となったり、所有者が遠方にいて維持管理ができなかったり、また現代生活に合わない間取りであるという理由で、毎年300棟近くが取り壊されているのが現状です。このままでは将来、伝統的な金沢らしい街並みが消失してまうことも危惧されています。
そこで、金沢市では減少する町家を残すため、駐車スペースの問題や使い勝手の悪い間取り、気密性の問題など町家自体が持つ構造的な不満部分を解消し、外観を整え、さらに耐震性を高めることに対して支援を行っています。
町家は、生活者の知恵や工夫、そして伝統的な職人の技が凝縮された建築物です。この受け継いだ財産を次の世代に残し、またそれが人の営みの場となることを切に願います。

※町家改修への支援は「まちなか(購入希望者への)支援制度」⑥「金澤町家再生活用事業」をご確認下さい。